灘五郷の一つ御影郷「神戸酒心館 福寿 超特選純米酒」
灘五郷である御影号の酒心館 福寿
ここは最近、海外向けにも力を入れている蔵。
灘五郷は、「灘の生一本」で知られる日本酒の生産地。
神戸市の東灘区、灘区と西宮市を合わせた阪神間の地域を指し、酒造りに適した上質の酒米(山田錦)と上質の水(宮水)が取れたことから、日本酒の名産地として栄えた。
酒心館のお酒はインターナショナル・ワイン・チャレンジで純米大吟醸部門金賞を獲ったりノーベル賞晩餐会において、福寿の純米吟醸酒が提供されるなど
海外への進出が目覚ましく、将来的にも楽しみな蔵。
この超特選純米酒は灘伝統の辛口をしっかりと受け継いでおり、酒米は全て山田錦を使用した贅沢な味わい。旨みの要素も重厚な日本酒。
口に含むと味わいが何度でも広がり、いつまでも楽しむことができる。
ぐい呑みは織部。
白い肌にかかる緑釉のなまめかしさと、抽象的な図柄が特徴。
こういった焼き物を織部焼と言う。
織部とは千利休の弟子であった大名茶人、古田織部のこと。
焼き物を作る作陶家ではなくプロデュースする側だったが、織部好みの奇抜で斬新な形や文様の茶器などを多く生み出している。